自動車科

クルマ好きから即戦力のカーエンジニアに

自動車技術は大きく変わり、環境や安全に配慮した新技術が次々に生まれ、コンピュータ化が急速に進んでいます。卒業後すぐに即戦力となれる技術と知識を身につけるため、基本的な整備技術はもとより、電子科・情報科と連携して、電子技術・コンピュータ制御システムを学び、メカトロニクスに強いエンジニアの養成を目指しています。 整備士資格者の養成期間を2年間に短縮し、2年生3学期に国家試験に挑戦します。3年生では二輪自動車の整備や鈑金塗装など、さらに専門的な実習を行います。

専門的な科目

1年生では、テスタ製作等の電子工作を通して、カーエレクトロニクスの基礎となる電子・電気の基礎的な知識のほか、実物教材を用いて自動車の概要や構造を学びます。 2年生では、自動車を構成する電気装置、エンジン、シャシ等について実車を使って学ぶほか、各事業所に出向いて自動車整備を体験するインターンシップを行うなど、整備士資格取得のための学習を行います。 3年生には、課題研究として、二輪自動車、鈑金塗装、ガソリン・ジーゼルエンジン等専門分野を自分で選択し、実務に対応できる技術と知識を習得します。

インターンシップ

自動車科では、2年生の時に自動車整備関連事業所へのインターンシップを実施しています。 期間は9日間程度で、生徒はその間、社員と一緒に実際の業務に携わります。それまで学んだ学習内容についての実践的な理解を深められるばかりでなく、社会のマナーや常識を身につけ、職業人としての心構えを形成するのに役立っています

 

目標とする資格

  • 三級自動車ガソリン・エンジン整備士/三級自動車ジーゼル・エンジン整備士/(国家試験)※実技試験が免除されます。
  • 三級二輪自動車整備士(国家試験)※実技試験が免除されます。
  • 危険物取扱者甲種・乙種・丙種(国家試験)
  • ガス・アーク溶接取扱者(青森労働局)
  • 有機溶剤作業主任者(青森県労働基準協会)

教科単位数

入学年度 令和4年・5年・6年