春の息吹が感じられ本日、保護者の皆様のご出席を賜り、令和3年度入学式を挙行出来ますことを、学校関係者一同、喜びに堪えません。依然として、新型コロナウイルス感染の終息が見えない状況下で本日の入学式を迎えることになりましたが、4月は新たな出会いに期待を膨らまされる季節です。

 昨年、新型コロナウイルス感染予防のため中止となった高校野球選抜大会も開催となるまでになりました。

 その高校野球選抜大会の大会歌「今ありて」の歌詞に

新しい季節(とき)のはじめに  新しい人が集いて 

頬そめる 胸の高ぶり  声高(こわだか)な夢の語らい。

あ>甲子園 草の芽 萌え立ち

 かけめぐる風は 青春の息吹か 今ありて 未来も扉を開く  今ありて 時代も連なり始め。」とあります。

この歌詞のように皆さんには、「頬染める 胸の高ぶり」を秘めて、真新しい本校の制服で臨んだ今日の入学式をもって心機一転、志を高く持った 若さ溢れる 弘前東高校生として、苦境に負けることなく、3年先のゴールを目指し、歩んで行って欲しいと願わずにいられません。

 皆さんは、これまでの「義務教育」から新たな「キャリア教育」を学ぶことになります。それは、勉強や部活動、ボランティア活動などを通して、将来の根幹となる、知識や、技能、マナー、我慢する力、すなわち忍耐力と協調性を養うキャリア教育を学ぶ「3年間」となります。

 本校は、工業科と普通科を兼ね備えた総合校高校の特色を生かし「資格取得率の高い東高校」「就職率の高い東高校」「部活動で人間形成を高める東高校」が特徴です。その中で私が大事にしている言葉が2つあります。

 1つ目は 「啐啄同時」という言葉であります。意味は、ひな鳥が、卵から出る際、親鳥が、外から口端で殻を割って、手助けする姿を表す言葉ですが、具体的には、社会へ飛び出す準備期間である高校3年間において、我々教師と、保護者の皆様とが連携し、一人一人の生徒と親身になって、立派な社会人となるよう手助けをしていくというということを大切にしています。

2つ目はこれです。
 平仮名で書いた漢字です。「あきらめない」という6つの平仮名で「夢」という漢字を書いています。これで「夢諦めない」と読みます。

 新入生の皆さんには、本校に入学した本日をもって、心機一転、何事にも果敢に挑戦するという「夢と志」をもって粘り強く前に進むことを切望いたし、式辞と致します。

令和3年4月7日

弘前東高等学校

校長 村田秀俊