tittle00.png














校長挨拶


22koutyou.JPG 弘前東高等学校  校長 村田秀俊
 春の息吹が感じられ本日、来賓各位、および、保護者の皆様のご出席を賜り、平成30年度入学式を挙行出来ますことを、学校関係者一同、喜びに堪えません。さて、新入生の皆さん、晴れて、弘前東高等学校生徒としての、生活をスタートさせる今、 皆さんの胸中は、義務教育と違う高校生活に対する「不安」の中にも「期待」と、「夢」で満ち溢れていることと推察します。先日まで、阪神甲子園球場で実施されていました高校野球選抜大会の大会歌「今ありて」の歌詞に「新しい季節のはじめに新しい人が集いて頬そめる胸の高ぶり声高な夢の語らい今ありて未来も扉を開く今ありて時代も連なり始める。」とあります。この歌詞のように今、皆さんは、未来の扉を開くための高校生活のスタート地点に立ちました。「夢と希望」を抱いて3年先のゴールを目指し、歩んで行くことになります。皆さんの高校生活では、「義務教育」から新たな「キャリア教育」を学ぶことになります。それは、勉強や部活動、ボランティア活動などを通して、将来の根幹となる、知識や、技能、マナー、我慢する力、すなわち忍耐力と協調性を養う「社会人となる準備期間」の3年間であります。その高校生活を送ることになる「弘前東高等学校」とは、どんな学校なのでしょうか。簡単明瞭に理解して頂きたく、2つのものを紹介いたしたいとおもいます。一つ目はこれです。卒業式の翌日に私の机に上がっていたものです。小さい紙、短い文ですが、そこに卒業生から感謝と思いが書かかれていて、私にとってうれしい宝物となりました。
 2つ目は3月15日、青森中央短期大学の卒業式に出席してきました。理由は2年前の卒業式で印象に残る答辞を述べられた生徒の卒業と弘前市内への幼稚園に就職内定されたお祝いのためです。答辞を読まれた方は、女子の生徒会長でした。答辞の中身は、自分は、中学校時代は劣等生といわれるくらい、だらしない生活をおくり、親も学校に呼び出されるほどの生徒であったにもかかわらず中学校の先生に、半強制的に連れてこられた本校の「一日体験入学」で、目からうろこが落ちたことを話されました。理由は本校生が目を輝かせて取り組んでいる姿をみて、できることなら、「自分も輝いてみたい」。との思いが芽生え、目標をもって苦手な勉強に打ち込み、晴れて合格した感激と、2年時には生徒会長に立候補。そして見事当選できた喜びと、会長として任務の気苦労や達成感をも体験できたことや、各種大会に参加し、全国の生徒たちと交流が持てたことで、自信が生まれ、自分に新しい夢ができたこと、それは「保育士になる」という夢を実現するため、短期大学への進学に繋がったそうです。答辞の最後に、人間は替われるんだということを、本校で学んだと結んでいました。そして、見事に、今春から彼女の夢であった「保育士」としての一歩を印しました。
この方のように「学び直しもできる学校」が弘前東高校です。中学校までの自分を変えることが出来る学校です。更に、将来に向け各自の「一能一芸」を身に着けることができる学校です。新入生の皆さん本校のイメージ湧きましたでしょうか? 最後はこれです。太田高則さんという方から寄贈頂きまして、本校生の「スローガン」とさせていただいたものです。

  平仮名で書いた漢字です。「あきらめない」という6文字の平仮名で「夢」という漢字を書いています。これで「夢諦めない」と読みます。先ほど紹介した卒業生のように新入生の皆さんには、本校に入学した本日をもって、心機一転、何事にも果敢に挑戦するという夢と志をもって粘り強く前に進むことを切望いたします。
保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。
本校教職員一同、皆様と喜びをともにし、大事な子供さんを、お預かりする責務の重さを、痛感している次第です。皆様方の期待と、信頼に応えるべく学校一体となって、最善を尽くす所存でございます。ひな鳥が、卵から出る際、親鳥が、外から口端で殻を割って、手助けする姿を表す言葉に「啐啄同時」があります。その「啐啄同時」の意味のごとく、社会へ飛び出す準備期間である高校3年間を、我々教師と、保護者の皆様とが連携し、立派な社会人となる手助けをしていきたいと考えております。そのためには、保護者の皆様にも、本校教育のご理解とご支援をお願い申し上げます。学年PTAや地区PTA、各種研修会や学校行事などに率先して参加して頂き、学校での状況や、家庭での子供さんの様子など、情報の共有と連携が大変重要と考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。最後に、新入生の皆さん是非、本日の決意を、忘れることなく、志を高く持ち、夢を実現すべく、何事にも一生懸命取り組む高校生活を送られるよう願って、式辞と致します。

                                                            弘前東高等学校
                                校長 村田秀俊